約900年前に日本へ盆景が伝来してから、日本で独自の進化を遂げた盆栽。
現在において、国内においては若い層を中心にファッション・アート・カルチャーとして表現されていたり、日本の独自文化として海外からの世界的評価も高まり国内外で盛り上がりをみせています。
私たち縁人は、いま改めて盆栽が人を惹きつける力のひとつに、盆栽の美は「新しさ」だけでなく「時の重さ」に宿ると考えています。
歴史的名木の持つ生命力と職人の技術を前に圧倒的な時を感じたり
ふと実をつけた木に四季を味わったり
或いは、水やりをするひととき、ふと手をとめてみたり
日々丁寧に、盆栽に向き合う時間を紡いでいくなかで育まれる心のなにか。
盆栽はただ在ることで、そんななにかを語りかけてくれる存在なのかもしれません。
私たち縁人は、「木に仕える」という盆栽の精神と技術を深く理解した第一線の盆栽職人を中心とした作り手のコミュニティです。
激変する時代の中で、盆栽の文化の守り手として「精神と技術の継承」を軸とした業界への発展・及び文化的保全を目的とする団体として活動を開始致します。
@bonsaiento
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当社名「盆栽縁人」は、大相撲の最高位行司・第三十八代木村庄之助に、格調高い"相撲字"でご揮毫いただきました。
相撲字は番付に用いられてきた伝統の書で、商売繁盛・大入り祈願の"縁起書体"としても親しまれ、盆栽が重んじる「間」の美とも響き合います。
日本文化の手わざが結び合う協働としてご依頼させて頂き、このたび社名表記として拝受いたしました。